2

 火曜日、ロンドン港

 福本は港で船を待っていた。
 昼過ぎだった。福本は港近くのカフェで軽食を取り、ロンドン港で待機している。軽く周囲を歩き回って、抜け道がないか確認済みだ。
 実井と波多野は朝食の後、エマの通うパブリック・スクールに向かった。エマがいつ行動を起こす気かわからないため、数日見張るつもりで準備をしている。年頃の少女が何をしでかすのか、彼らにも完全な予測はできない。
 福本はここで、結城中佐に命じられた本来の役割を果たす。実井と波多野はエマを優先させた。福本にはそう見えた。らしくない、と思う。エマのことを気に掛けて本来の任務を忘れるのは、本末転倒だ。
 甘利の養子であるエマは、彼らにとっても娘のようだった。直接会う機会はそれほど多くなくとも、彼らが任務から離れていられる貴重な時間だった。彼らの正体を知っている佐久間とは、違った意味での休息時間のようなものだった。
 スパイにとっては、安心できる者がいることはとりわけ重要だ。常に偽の誰かを演じ続ける負担は大きい。疲労からぼろを出しては意味がない。時には休息も必要になる。しかし、その弱みに付け込まれ、失敗するスパイも多い。
 福本たちにとって、そのひとりがエマだった。変わり者の養父の友人という立場が用意され、 しかもそれは、限りなく真実に近い。
 ほんの一瞬、気の抜ける場所を用意すること自体は、そう悪くはない。人間ならだれしもが持っているものだ。だが、時にそれは破滅をもたらす。特に、スパイにとっては。
 現に、甘利はそうなりかかっている。三好――美術商・真木からの贈り物が、十年以上も経った今になって、甘利のスパイとしての立場を脅かしている。
 実井と波多野のことが少し気にかかるのは、心配しているからかもしれない。〝お母さん〟などと呼ばれて、その気になってしまったようだ。
 余計なお世話だと怒るだろう。あの二人は、この任務に福本ひとりで十分だと判断した。エマのことは大事だが、まさか本来の任務を忘れたわけではないはずだ。飛崎が同じ船に乗って追跡してくるから、二人はエマのほうへ向かったのだ。
 先ほどの疑いを、自分で否定する。
 そんな人が、D機関にいられるはずがない。
 ――余計な心配をしてしまう自分のほうが、とらわれている。
 久しぶりの任務に、調子が狂っているのは福本のほうかもしれない。
 そもそも、今回の任務に、思うところがないわけでもない。こんなに大人数を動員した、結城中佐の意図が気にかかるのだ。
 英国へは田崎、実井、波多野、そして福本の四人が渡った。ひとりならともかく、複数人での任務は、露見する危険性が大きく跳ね上がる。
 D機関を離れた飛崎すらどうやってか招集し、ワトキンソンと同じ船に乗って追跡するという、危険な行動を命じた。
 結城中佐は何を考えて、向こうに気づかれる危険を冒してでも、そのような指示を出しただろう。
 D機関の再結成がかかっている重要な任務だから――普通に考えればそうだ。
 結城中佐が、そう思ったのだろうか。三好以外のD機関一期生を、離脱した飛崎や連絡係でしかなかったはずの佐久間さえも集めて、任務を命じた。こんなにも大人数で同じ任務に就くのは、D機関の初任務、ゴードンの件以来だ。
 任務としては似ている。初めに言い渡された時に感じたことだ。あれはD機関を認めさせるためだった。今度はD機関の再結成を認めさせるためだ。
 そのせいで、必要以上に、当時と重ね合わせてしまう。そして、そこに欠けたひとりを意識せざるを得ない。
 戦後、数えるほどしか訪れることのできなかった欧州にいると、どうしても〝彼〟を思い出してしまう。日本を発つ前にD機関の第一期生が集合したせいで、意識の表層に上ってきたのだ。
 期間と人員に余裕のある任務、個人では渡航の難しい欧州への派遣、日本からはるか遠い異国の地に眠る元機関員、エマの誘拐事件……。
 福本達がエマに会っていることを、結城中佐は知っているのだろうか。知っていて、この任務を命じたのだろうか。
 ――試している。
 任務を命じられてから、そう感じる瞬間がある。
 結城中佐がエマの誘拐すら見通していたとすると、福本たちを見定めようとしている気がしてならない。
 再び使える人材であるかどうか。今後も諜報活動が可能かどうか。
 ――だからなんだというのだ。
 任務を果たすのが、福本の役割だ。
 港に目を向ける。よく晴れて、風も強くない。この天気では、予定通りに着くだろう。
 ワトキンソンと飛崎の乗った船は、今夜ロンドン港に着く。降りてきたワトキンソンを尾行し、MI6との接触地点まで追跡するのが役目だ。
 そこでワトキンソンから機密文書を取り返し、待機しているMI6にワトキンソンを引き渡す。同じ船に乗っている飛崎と協力すれば、それほど難しくもないだろう。
 あとは、到着まで待てばいい。

 日差しが傾いてきた頃、船が到着した。
 船から降りる人の中に、ワトキンソンを発見した。日本で見た写真とは少し印象が異なっているが、変装できない些細な身体的特徴は一致する。いささかくたびれたコートが長旅を物語っている。片手に旅行鞄を下げ、いかにも異国の地から故郷へ帰ってきたという風体だ。
 福本は帽子をかぶり直し、歩き出した。客船の誰かを待っていたようなふりをして近づく。
 それとなく周囲をうかがうと、さりげなさを装いながらワトキンソンへ視線を向けている男がいた。こちらも、福本と同じように誰かを出迎えに来たような様子だ。普通の人にはそうとしか見えないだろう。
 しかし、福本は彼から同じ臭いを感じ取った。普通の人間にしては鋭すぎる眼光。隠し切れない、独特の気配。おそらく、彼がMI6の派遣した人員だろう。ワトキンソンはすでに二重スパイとして疑われている。このまま合流場所に現れず、行方をくらますことも想定して派遣された監視役だろう。
 そしてもうひとり。降りてくる乗客の中に、ワトキンソンをつけている男がいた――飛崎だ。
 福本は出迎える人に交じって飛崎のもとへ歩いた。早く友人に会いたがっているように、わざと早足で人ごみをかき分け、ぶつかり合う人に軽く謝る。
 向こうも福本に気づいた。満面の笑みを浮かべ、両手を振り回しながら近づいてくる。久しぶり、と唇が動いた。もちろん、英語だ。
 福本は飛崎の顔を間近で見た。三十代に入ったはずだが、顔からは一見して正確な年齢がわかりにくい。もっとも、福本も他の第一期生もそうだが。
 飛崎の、軍にいた頃の日焼けが抜けた白い顔が微笑む。立ち居振る舞いからも軍人らしさがずいぶん薄れている。やはり飛崎もD機関で訓練を受けたのだったと、ふと思い出した。
 数年ぶりに再会した友人のように、二人は固い抱擁を交わした。周りも似たようなものだ。男二人が抱き合っていても、不審に思われることはない。
 福本は飛崎の背中に手を回した姿勢のまま、方向性を絞った声で話しかけた。
「向こうにMI6の連中がいる」
 飛崎も同じように、周囲に届かない声で返した。
「このまま二人で追跡しよう」
 福本は体を離した。さっきとは打ってかわって周囲に聞こえるように、興奮したように大きな声で親しい友人のような会話をいくつか交わした。
 ついでに、ふざけたように飛崎の帽子を脱がせて髪をぐしゃぐしゃとかき混ぜた。少し髪型を崩しただけで、飛崎は別人のような雰囲気になった。あとは、白っぽい上着を裏返して黒い裏地を見せれば、変装は十分だろう。
 会話の合間にちらりとワトキンソンのほうをうかがうと、歩きだしたところだった。帽子を深くかぶり、急ぎ足で港から立ち去ろうとしている。
 迎えに来た友人が目的地へ案内するように、福本は飛崎と連れ立って追跡を開始した。

 ワトキンソンは速足で合流場所へ向かっていた。わざとバスや地下鉄を乗り換えたり、タクシーを使ったりすることはなく、ほとんど通常の道筋をたどっている。焦りからか、尾行されている可能性を忘れているようだ。それとも、イギリス国内に入ったからと安心してしまったのか。
 どちらにしても、迂闊と言わざるを得ない。
 合流場所は、予想通りロンドン市内のホテルだった。ホテルなら、旅行鞄を携えた飛崎が入っても怪しまれることはない。こちらにとっても好都合だった。
 昨日の会議で確認した場所だ。周囲の地図は完璧に頭に入っている。
 船での長旅から帰ってきた人間が向かう先としては、自然な場所だ。ワトキンソンは、あくまで日本に派遣された英国商社の社員として、ようやく本国へ呼び戻されたことになっている。勤め先が違うだけで、実際のところ、あまり間違ってはいない。
 着いたホテルのカフェで、福本と飛崎はワトキンソンの背後のテーブルに座った。どちらからもワトキンソンが見えるように、椅子を動かして座る。
 ワトキンソンは旅行鞄をクロークに預け、新聞を広げている。手元にあるのは小さな書類鞄だけだ。
 福本はコーヒーを、飛崎はそれと合わせてサンドイッチを注文した。
 二人で雑談と一般的な近況報告を交わす。はた目からはなんてことのない内容だが、暗号を用いたそれは任務の報告を兼ねていた。適度に騒がしいカフェでは、むしろ盗聴器の心配をしなくてもいい。
 サンドイッチを一口食べた飛崎が顔をしかめた。
「どうした」
「福本の手料理が食べたい……」
「今度作ってやるから、そんな顔をするな」
「本当か?」
「俺の店に来ればいいだろう」
「行っていいんだな」
 もちろん、と福本はうなずいた。口約束でも、未来の約束を交わすのは少しくすぐったいような気持ちになる。
 雑談に興じるふたりの後ろで、ワトキンソンが席を立った。追われている者特有の顔をしている。不安と猜疑心が表情ににじみ出て、視線が不安定だ。
 少し間をおいて、福本も立ち上がった。そのまま、ワトキンソンの向かったほうへ歩く。
 ちょうど、トイレから出てきたワトキンソンとすれ違った。
 福本は、わざとポケットからライターを落とした。かつん、という固い音がした。
 思惑通り、ワトキンソンがライターを拾った。
「ミスター、これを落としましたよ」
「ああ、ありがとうございます」
 福本は微笑んでみせた。
 ワトキンソンも社交的な笑みを浮かべた。
 しかし、間近で見るワトキンソンは、疲れを隠せていなかった。写真に写っていた、ご婦人に人気のありそうな理知的な顔は生気を失い、目じりには皺が刻まれている。歴戦の諜報員の姿は、様変わりしていた。疑いようもなく、スパイとして、引き際を見失っている。
 席に戻った福本は飛崎に合図した。何事もなかったかのように雑談を続ける。
 横目で伺うと、カフェに入ってきた男がワトキンソンに近づいていた。
 ワトキンソンは新聞を畳んだ。立ち上がって男を出迎える。彼がMI6から派遣された連絡係だろう。
 ――あれはもうだめだ。
 福本はコーヒーを一口、口に含んだ。少しぬるくなっているが、コーヒー豆の香ばしい香りが鼻孔を満たした。
 福本のポケットには、機密文書の写しが入っている。ワトキンソンとすれ違った際、盗んだものだ。ライターが落ちたことに気を取られ、彼は気づきもしなかった。
 港から追跡している最中の行動をつぶさに観察し、ワトキンソンが機密文書をどこに隠しているかを特定しておいたのだった。不自然に気にかけている場所はないか、逆に、わざと視線を向けないようにしている場所はないか――。
 ワトキンソンが肌身離さず持ち歩いているのは、ロケットペンダントだった。中には女性の写真がおさめられていた。書類上ではワトキンソンは結婚していなかったから、かつての恋人のものかもしれない。そのロケットを、無意識だろう、頻繁に手で触れていた。
 おそらくロケットに隠しているのだろう、と推測するのはたやすかった。むしろ、そんなわかりやすい場所に隠すのは罠ではないかと疑ったくらいだ。
 かつてのワトキンソンなら、そんな無様な姿は見せなかっただろう。長年、MI6の目を欺いて二重スパイを続けてきた男だ。ソ連からの裏切り者がいなければ、MI6内で疑われることもなかったはずだった。
 機密文書がないことに気がついたらしいワトキンソンが、狼狽した様子を見せた。
 機密文書がなければ、ソ連への二重スパイを申し出たことも嘘になる。MI6に渡すと見せかけて、ソ連に情報を渡したと思われるだろう。仮に、本当にソ連との二重スパイでなくとも、任務失敗だ。どのような形であれ、責任は取らされるだろう。
 傍らに立っているMI6の男が、顔をあげた。ワトキンソンと違って冷静な彼は、すぐに事態を把握したようだ。カフェを見渡し、福本と飛崎に目を付けた。
 目があった飛崎が、わざとらしくにこにこしながら手を振った。いかにも、旅から帰ってきて陽気になっているように。
 MI6の男は顔をゆがめた。だが、彼はすぐに無表情に戻り、ワトキンソンの腕をつかんだ。同僚に対する態度にしては少々荒っぽい。
 やはり、ワトキンソンへの疑いは確定したようだ。英国諜報部の上層部は、ワトキンソンをソ連側の二重スパイだと断定した。もう、彼に残された道はふたつしかない。
 すなわち、英国諜報部へソ連の情報を提供するか、ソ連へ亡命するか。
 どちらにしても、幸福な結末ではない。だが、二重スパイの末路はそんなものだ。同情はしない。すべては己の失敗が招いたことだ。
 同僚が車を回していたのだろう。彼らは支払いを済ませ、荷物を受け取り、駐車場へ向かった。
 福本は息を吐いた。緊張していたわけではない。しかし、これで任務を果たしたのだと思うと、感慨深かった。
 この任務の後、帰国すれば福本は再びD機関へ召集される。今度の組織名はどうなるのだろう。まさか、またD機関という名前を使うわけにもいくまい。そんなどうでもいいことが頭をよぎった。
「――終わったな」
「ああ」
 飛崎が顔をわずかに緩めた。福本も顎を引いてうなずいた。
「こうして、ふたりきりで話すのは久しぶりだったな」
「そうだな」
 しばしの沈黙が訪れた。
 もともと寡黙な二人だった。さっきまでの雑談は、長い間会えなかった友人同士を演じていたものだ。その必要は今、なくなった。いざ話す機会を与えられても、旧友を温めあうような関係でもない。
 しばらく黙りこんだ後、福本は口を開いた。
「今後はどうするつもりなんだ」
「……さあ、どうなんだろうな」
 飛崎は他人事のように言った。
 福本はちらりと飛崎の顔を盗み見た。いたって平静な表情だ。だから、試したくなった。
「――D機関に戻る気はあるか」
 飛崎は驚いたように目を見開き、福本をまじまじと見つめた。
 福本はおかしくて笑い出しそうになった。飛崎のそんな表情は、D機関にいた頃には見ることはなかった。それが、D機関を離れた後の年月を感じさせる。
 飛崎はもう〝小田切〟ではない。福本の知らない顔を見せる。それでいて、あの頃を彷彿とさせる顔も見せる。もう十数年経っていても、D機関にいた時の名残がそこかしこに残っている。
 福本の郷愁にも似た気持ちのせいかもしれない。
「本気で言っているのか」
「さあ、どうなんだろうな」
 先ほどの飛崎と同じ答えを、福本は返した。
 飛崎が笑った。D機関にいた頃より、ずっと笑うようになった。他の第一期生と壁を作っていた時とは大違いだ。こんなところにも、流れた年月を悟る。
「やっぱり俺は、D機関には戻れないよ」
 飛崎は、さっぱりした顔をしていた。
「結城中佐から手紙が来た時は嬉しかった。まだ数に入っているのか、と。でも、今回思ったんだ、俺には向いてないって」
 公職追放が部分的に解除されれば、終戦時に階級の低かった飛崎は警察予備隊へ入隊できる公算が大きい。
 結城中佐もそれを見越していただろう。D機関員としてではなく、再結成されるD機関の協力者として、飛崎の覚悟を問うために呼んだのだ。
 飛崎が、これからも軍組織で生き抜いていく覚悟を。軍組織にいながらD機関のために働く覚悟を、それでいて、D機関への未練を完全に捨て去るための覚悟を。
「あんな末路を見せられたら、戻れないさ」
「そうか」
「福本は寂しいか、俺がいなくて」
「……さあ」
 福本は言葉を濁した。顔には何も表れていないはずだ。福本の表情筋は優秀だ。
「貴様がそんなことを言うはずもないか」
 飛崎が苦笑した。飛崎も、本気で聞いたわけではないだろう。福本がその問いに答えるはずがないことを、飛崎も知っている。その程度には、付き合いが長かった。
 胸の内を完全にさらけ出すことはなくとも、一年半も寮生活を送っていれば、見えてくるものがある。たとえ、それが結城中佐に与えられた偽りの性格だったとしても。
「俺たちはここで撤収しよう」
「そうだな」
 福本と飛崎は席を立った。その場にいた形跡を丁寧に回収する。どんな些細な手がかりから、正体を勘づかれるかわかったものではない。甘利の二の舞は避けたかった。
 カフェの支払いを済ませ、福本はホテルの部屋の鍵を受け取った。連れ立ってエレベーターホールへ歩く。
 飛崎はこのホテルに一泊する。明日には、行き先を特定されないように偽装を施してから、このホテルを出る手はずになっている。監視の目を欺くため、パリあたりへの船とホテルを予約しているだろう。本当の行き先は福本も知らない。少なくとも、すぐに日本には帰らないだろう。しばらく英国か欧州に滞在する予定だったはずだ。
 エレベーターを待ちながら、福本は先ほどの言葉を思い返した。
 飛崎――小田切のいる未来。D機関の第一期生が六人、会議室を煙草の煙で満たしながら任務の相談をする――その日が来ることを、想像する。
 そんな未来を瞬時に思い描ける自分に、少し驚いた。
 そして、その日が来ないことを――小田切のいない未来を、想像する。そこにいるのが何人だろうと、福本のやることは変わらない。何も変わらない。何も。
 それが、どうしてか気に障った。
 凪いだ湖面のように保ち続けてきた心が、かすかにさざめく。
 ――そのさざめきを、寂しいと呼ぶのかもしれなかった。
 エレベーターが下りてくる。飛崎の荷物を持とうと手をかけたその時、
「ああ、でも」
「……なんだ」
 前置きもなく話し始めた飛崎に、福本は目を向けた。
「日本に帰る前に、会いたい人がいるんだ。少し時間があるだろう、ドイツに行きたい」
 誰に、とは言わなかった。福本も訊かなかった。
「福本も来るか?」
 そう誘われて、少しも逡巡せずに返した答えを、きっと後悔しないだろうと思った。

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