呪術廻戦の新ED、服装が冬で動画の撮影者は虎杖だから、1クールOPと同じく虎杖視点の夢では? 1クールOPは虎杖の記憶で構成された走馬灯じみた夢、2クールEDは虎杖の願望で構成された夢。新EDがノスタルジーさを感じさせる色調なのは、もう叶わない未来なのだと願望を過去にしている

1クールOPは虎杖が最初に目を開けて最後に目を閉じるから、あの電車は虎杖の走馬灯だと思うんですよ、だから伏黒や野薔薇と共に順平と笑い合う夢から目覚める前に泣く、願望が終わってしまったから
1クールOPの夏油の前髪が逆向きになっているのは呪詛師に「反転」してしまったことの表現かなと思っていたんだけど、そういえば五条が目隠しを外すシーンが入るから六眼にはそういう風に見えているとも解釈できるのかも

もう一回読んだら、そもそも渋谷の人間を大量に殺した宿儺の「罪」は伏黒のために引き起こされていたので、虎杖と伏黒で罪を分かち合うも何も伏黒が元凶だよ、虎杖を助けたところから始まって渋谷のあの件に至るまですべて伏黒に責任が帰結してしまうよ

作者の推しは七海だと思っているんだけど、推しには死んでほしいタイプなんです?いやわたしも推しには一度地獄に落ちてほしいタイプだからわからんでもないけどさ

裏梅の性別について審議している

新刊でもちょっと書いたけど、作中における「呪い」とは他者へ向けられた負の感情のみならず、残される者の生き方を縛る言葉のことなのでしょうね。死せる者の祈りも願いもみな呪いに転じうる、時に身勝手なそれを叶えられるのは生者だけなので

言霊信仰はたしか日本特有のものだった気がするから、呪言師という種類の呪術師の家系は日本にしか存在しないってことになる
六眼は仏教用語だから仏教圏の産物、式神も日本のものだけど、使い魔というくくりで見るなら海外にも似たような呪術はありうる

パンダ先輩って普通に喋ってるけど、パンダの口や喉は発声に適していないから実はそこだけ人間仕様になっているか、呪力で発声してて口パクかもしれない

OPのラストでギター鳴らしてるの京都校校長のおじいちゃんだったりする?

三輪ちゃんと同じく斜め前髪というか全体的にざんばら髪の中島敦(文スト)は孤児院の子に切られたって設定だったから、三輪ちゃんも幼い弟に前髪を切られた可能性がある

五条は実はとても目が悪いのではないかと思っているので、人の顔の造作がよく見えず、シルエットやせいぜい髪型、色でしか人の外見を判別できていないっていうのはあるかも
人の容貌に興味がない方がありえそうだけど

パンダ先輩に変声期があったことに驚いたけど、身体が大きくなってるんだからまあそういうこともあるよね
パンダ先輩、身体の中身の構造は人間を模している(人間の子どもと同じような成長過程をたどる)可能性が高まってきましたね

六眼と無下限呪術を継いだ五条悟、十種影法術を継いだ伏黒恵、赤血操術を継いだ加茂憲紀で御三家相伝の術式が同時に揃うのは実は珍しかったりする?

御三家が男尊女卑なのに対して野薔薇ちゃんはそういう扱いを受けてきていない感じがあるから、釘崎家は女系の呪術師の家系とかそういうやつですかね

恵ちゃんに気を取られがちだけど、東堂も作中きっての筋骨隆々キャラなのに「葵」とかいう女の子の名前つけられてるの何ですか

冥冥が赤い口紅をしていてびっくりしたけど好き 三つ編みの前髪を手で持ち上げているポーズも好き
真依の「何で一緒に落ちぶれてくれなかったの」がすごく好きで、朝から泣いていた
術師であり、かつ「可愛げのある女」であることを求められる真依がショートカットで、そういうしがらみを投げ捨てて家を出た真希がロングヘアなのね

西宮が野薔薇に「女の術師は強さだけでなく可愛げがなければならない」と真依のことを言い聞かせるところ、原作で読んだ時はまるで他人事みたいな語り口に違和感があったけど、アニメを見てちょっと理解が及んだ。たぶん西宮は性別云々の前に「異邦人」なところがある
禪院家がとりわけ格式が高く、西宮は一般家庭出身なのだとしても、同じ「女」であるはずの西宮が自分の努力を口にせず、いかに真依が辛い思いをしたかしか語らないのは、そもそも西宮が外様だからそういう「義務」とは無縁なのもあるんじゃないかな
同情と憐憫さえ感じる口調は真依を見下しているようにも聞こえるんだけど、もちろんそういうつもりではなくて、自分には求められないものを生まれによって課せられ、そこから逃げない真依を尊敬している
父がアメリカ人で名字が「西宮」なので、たぶん両親は離婚している。国際結婚で夫婦別姓を選び、娘を母の戸籍に入れた可能性もゼロじゃないけど

真希に呪霊が見えるようになる眼鏡を与えたのは直毘人の憐れみだったのか、それともまだ見ぬ母の愛だったのか

真希は呪霊が見えないからすっぱり家を捨てられたけど、なまじ真依は見えているから逃れられない。見えないものがないのと同じなら、逆に見えているものはたしかにそこに存在する。見えている真依は組み込まれたヒエラルキーから脱せない、真希には見えなくても真依には歴然と立ち塞がる壁だから
最初から呪力がなければ、可能性のかけらもなければ飛び出せたのよね、わずかでも可能性があったから、もしかしたら鍛錬すれば私もいつか、みたいな藁にもすがる思いがあったかもしれない

前に五条は良すぎる目もせいで何でも見えたつもりでいて、人の心が見えないことに気がつかなかったと書いたんだけど、真希と真依もたぶんそんな感じかもしれない、見えるものに惑わされるという

諸事情で新刊に入れられなかった、五条と夏油の友情の定義のすれ違いもいつか書いておきたい
生まれて初めてらしき親友にべったりのように見えて実は何にも寄りかからないで立てる五条と、世間知らずっぽい友人を世話しているつもりが置いて行かれてしまった夏油の話ね
思春期まっさかりで格好つけたがりの高校生が何の衒いもなく相手を「親友」と言い切れるところが、悟くんもしかして友だちいないんですか?でも傑くんは他に友だちいるよね?っていう推測にたどり着いたんですけど、新刊を読み返したらちょっと説明が不親切だった

生まれて初めての友だちに大喜びして唯一の親友に位置付けて大切にしていたつもりが、他の玩具に気を取られて放っておいている間にどっかいっちゃったって話、友だちは自分とは違う意思があって、自由に行動できる足もあって、お屋敷で与えられるがままの玩具じゃないんだよね

方々で新刊を論文呼ばわりされるのだが、アカデミックライティングでAPAスタイルを叩き込まれた人間が手癖で書いた文章なので、だいたい論文で間違いない

どうして置いていったの、逃げたのと詰る真依に真希が「お前も高専に来たじゃねえか」って言ったところで、五条悟も実家の反対を押し切って高専に入学したんだなって確信を得たね

混乱してきたから原作を読み返していたんだけど、五条が夏油を「たった一人の親友」と呼んだのは0巻で、過去編では「俺達最強だから」としか言ってない、夏油が自分の元を去ってから唯一無二の親友だったと定義したんだ、その後10年に渡って夏油に比肩する者がいなかったから

硝子の煙草は学生時代の名残なんだろうね、背伸びして大人の振りをしていた頃に煙草を吸って、精神的に大人になってやめて、学生時代を思い出してやめたはずの煙草を再び吸う

最後の方にちょっと書いたけど、術式に「恵まれている」方が一般的な「恵まれている」人生を送れないのを甚爾は気づいていたのかな、どんなに実家を毛嫌いしても、甚爾も「術師にあらずんば人にあらず」の価値観の中で育っているから抜け出すのは容易ではない

これも新刊に入れ忘れたし今日のnoteにも書き忘れたんだけど、甚爾自身が虐待(ネグレクト)されてきたから、恵にも虐待してしまう連鎖なんだよなあと思った
これに関連して思い出したことで「母性本能は本能ではない」という話も見たことがあって、母性が学習の末に獲得される能力であるなら虐待が連鎖するのも当然のことだよねと思った

五条悟、初めての友だち(推定)でいきなりとてつもなく気の合う奴(夏油傑)を引くなんて強運すぎるだろ、本当にお前は腹が立つほど何でも持ち合わせているな!?と思ったけど、よくよく思い直せば「初めて」によるプレミア感で夏油への評価が加算された節があるのでは?という発想でしたね
読み返すほど五条と夏油の印象が変わっていく

夏油がポジショントークしてるって五条に言われるところ、たぶんバランスを取ろうとしていたのではないかと昨日のnoteに書いた時、ミァハとトアンのことを思い出したんですよね

先日見た福祉関係の人の話で、救われたいと思っていない人(セルフネグレクトなど)を救わなければならない状況もある、感謝されるどころか迷惑がられることもあるけどそれを乗り越えなければならないと言っていて、人を救うにはある種の傲慢さが必要で、五条にはその傲慢さを夏油へ持てなかったのかな
五条は生まれからして他者への奉仕を義務付けられているところがある(ノブレス・オブリージュ)けど、本人の性格的には奉仕には向いてない、冷酷さはこれとは逆で見切りをつけやすくて、人を救うための傲慢さが足りない
虎杖くんには素養があると思います。 
という話を新刊でしたわね

じゅじゅさんぽで花御と漏瑚のロマンスをぶち込むな
でも漏瑚の性格的にはああいうことしそうなんだよね…

禪院家と加茂家が男尊女卑的価値観を全面に押し出してきている以上、五条家も跡取りは男児でなければならないのは想像に難くないし、だとすれば五条悟の最大の幸運は、術式や六眼の前にまずもって男児に生まれたことになるのかもしれない
別に呪術廻戦に限った話ではないけど、跡取りに必要な男児を必ず確保するために側室制度を設けているのに、側室の子どもは差別されるのバグみたいだなとずっと思っている

なにせ原作13冊を1日で読むとかいう無茶をしたせいであちこち混乱していたので、アニメでもう一回見られるのは整理できてとてもいい

御三家相伝の術式は複数あって、それらの術式にランク付けされているってことでいいんですかね?
優秀な術式を見つけたらそこの家と婚姻を結んで血統に取り込んでいるよねきっと
たぶん禪院家相伝の術式の最高ランクは十種影法術で五条家は無下限呪術でしょ、加茂は赤血操術でいいのかな

脹相の存在しない記憶で虎杖が弟の一人になっているのは、虎杖が受肉した呪胎九相図の誰かの血を引いていると思っていたんだけど、加茂家に同じ術式があるということは呪胎九相図の血が加茂家に混じっているか、加茂家の血を呪胎九相図に混ぜたか

じゅじゅさんぽによって真人女体化ネタが公式となってしまった…
いや身体はいくらでも変えられるって本人がずっと言っているけれども

六眼なしの無下限呪術持ちよりも、無下限呪術なしの六眼持ちの方が悲惨そうだなとふと思った

「最強」を冠した五条悟に目が眩み、気が狂って信者になるか嫉妬の炎に身を焦がして自滅するモブ(五条に気づかれる前に排除されるが五条は本当は感知している、でも興味がないから虫けらを見るような目で一瞥するだけ)の話は百万回見たいです
同世代にああいう規格外がいると七海みたいに心がぽっきり折れる 無理だと悟って逃げ出した七海はえらい

伏黒に選択肢を提示して選ばせたあたり、将来に選択肢のない五条にとっては優しさであったかもしれないし、子ども扱いせず一人前として見るということかもしれないけど、自分の意思による決断だという責任を小学生に負わせた過酷さとも捉えられる
過酷な世界に生きねばならない伏黒に覚悟を持たせるという意味では、正しい振る舞いではある

「ツイッターを開いた瞬間、トレンドでネタバレくらうからおちおちツイッターもできない」と言ったら「そんな覇権ジャンルにハマるのが悪い、もっと過疎ってるのにハマればいいよ」と強気の答えをいただきました

今まで書いてないかもしれないけど、七海の「もうあの人1人でよくないですか?」の台詞を五条は知らないから七海が呪術師をやめたのは灰崎が死んだせいだと思っているし、七海ももちろん言わないし、七海が戻ってきた理由も実のところよくわかってないし、未だに人の心があんまりわからないと思ってる
七海の心が折れる音を聞いたただ一人の聴衆だった夏油が去り、七海本人も去ってしまったから、彼らが五条悟という強すぎる光に抱いた屈折した想いを知るのはもう読者だけなのね

七海に諦めのよさがあるのは、いかにも外国人風のコーカソイドの血が強い外見や、周囲に溶け込むように努力しながらも少しずつ違う風習や思考の母親とか、そういうので形成されてきたのかなって
七海は挫折と相互不理解を知っていて、夏油は知らなかった、あるいは目を背けていたのかもしれない

七海は感謝の言葉で地獄に舞い戻って、夏油は感謝の言葉がなかったからこの世を地獄に変えたんだよ

西宮と七海には「異邦人」としての側面があるのではないかと思っています

例の呪詛師のハンガーラックって、殺した相手の骨格でハンガーラックを作るっていうそのままの意味だったの

津美紀がいるくせに「俺が一番背負っているものが少ない」と言ってしまう伏黒は、自分を卑下することが他者をも貶めることにつながるという事実にまだ気づかないんだね。その発言は津美紀を天秤に乗せて選ばなかったってことだよ、この世で最初に「伏黒恵」を選んでくれた義姉を捨てるに等しいんだよ
「お前がいなかったら誰が津美紀の呪いを解くんだよ」って話なんだけど、もしかして「津美紀のような善人ならば自分でなくても助けてくれる」とか思ってるのかな…
他力本願というか、自分の代わりはいくらでもいるみたいに考えている節はあるけど、津美紀に対しては「自分が」守ると思っているように見えるからその可能性は低いと思いたい

場の雰囲気に呑まれていつのまにか東堂を「ブラザー」認定してしまう虎杖くんかわいい

歌姫が任務中に顔に怪我を負って硝子の治療も間に合わずに傷跡が残り、内心少し気にしているけどわかりにくく落ち込む硝子を慰めるために気に病んでいない風を装い、見舞いに来ても持参した菓子を自分で食べる五条に軽い殺意を覚えるものの「呪術師として何か支障あるの?」と言われて安堵していそう

七海ってUターン転職じゃん

ハンガーラックの呪詛師が作った人骨製ハンガーラックは、本人の工房で大量に並べられて材料となった人の遺品の服やイメージ衣装が吊るされて一種の着せ替えをされているか、倫理観の欠落したマニア垂涎の高額人気商品(入荷は気まぐれ)なんでしょ

西宮は一人で等級の高い呪霊を祓えるかと言われると微妙なところだけど、空が飛べるという機動力の高い術式は索敵向きでサポートとしては強力だから、そういう術式の性質を加味すればチームワーク重視になりやすく、真依を庇うような言動にもつながるのかもしれない

禪院家に相伝の術式が複数あるのは確定だけど、五条家って無下限呪術ひとつだけみたいな雰囲気を感じる 六眼は術式ではなくて体質でしょう、たぶん

伏黒が犬派なのは明白

最初に与えられた玉犬と共に調伏の儀式を行うってことは、玉犬は最初から懐いているのかな 自分より大きい玉犬に子どもらしく興奮しながら顔を埋めたり顔をぺろぺろ舐められたりする小学生の恵ちゃんが見たい

楽巌寺学長も若かりし頃は権威を疎ましく思い、ロックな生き方に憧れて家の反対を押し切って音楽活動していたものの、メンバーが呪霊に襲われたのを契機に呪術師一本で生きていくことになり、なんやかんやで旧家の跡を継いで今の姿になったというところまで考えた
今でも初めてギターに触った時の嬉しさを覚えているし、ギターなんて伝統から外れた代物を呪具と決めた時の眉をひそめた親の顔も覚えている

互いが互いをこの世で最も親しくて最も近しい存在だと定義しているくせに互いを一番には置かないで他を選択し、互いを失おうとも壊れもしないの最高だなと別ジャンルを見ながら思って振り返ったら五条と夏油がいた

親しい人を失い続けながら、後を追う勇気もなく手を振り払って別の道を突き進む思い切りの良さもなく、怯懦と惰性で生きながらえるのも最高

互いを最も近しい存在と思っていたけれど、それが俗世から隔絶した閉鎖的空間や狭い人間関係によって自他の境界が曖昧なために引き起こされた錯覚であったことに気づいた側が離れるんだけど、「どうして置いていったの」と詰られても「最初に俺の手を振り解いて駆け出したのはお前だよ」っていうやつ

「存在しない記憶」はそういう表現形式(東堂の思い込みの強さの表れや脹相の過去に関連した何らかの連想)だと受け取っていたから、むしろ虎杖の術式という考察があったことを知って驚いている

五条悟が既婚者かつ子どもがいた場合、自分に似た子どもを嫌悪して遠ざける(金だけは十分に与えるが滅多に顔を見せず、やがて子どもは五条自身のような性格へ育つ)一方で、高専で教え子たちには軽薄だけどしっかりした教師の顔を見せているわけで、そういう方向性のクズさはありですね
無下限呪術を受け継いだ(六眼はない)息子なら、父親に似ないように細心の注意を払って実家に囲われて反抗の芽を摘むが、息子はどんどん父親に似てゆくのに周りが焦る
術式を受け継がなかった場合、母親が役立たずと罵られて離縁されるが子どもだけ実家に残されて政略結婚の駒にされる(隔世遺伝に期待)
長じるにつれ、この世で最も嫌っている自分の父親に顔が似ていくのを毎日鏡を見ながら鬱屈してゆくのは好きですね。父の顔を知らないから自分ではわからなくても周りが気がついて本人には黙っているパターンもあり
いやこれ伏黒恵

東堂は脳筋みたいな見た目に反し、高田ちゃんとの距離感をわきまえている割と理性強めの男子高校生なので、妄想の中でも高田ちゃんと結婚できないどころか別の男と結婚報告する高田ちゃんに血涙を流しながら幸せを祈ってあげる

友人が伊地知に可愛いお嫁さんを期待しているのを横目で見ながら、わたくしとしましては五条の無茶振りで振られた経験があり、ようやくできた理解ある彼女と結婚を考えるも自分の仕事の性質のせいで二の足を踏んでいる説を推しています

七海についてnoteをひとつ書こうと思ったものの、これを読んだらまた友人が泣き出すかもしれんと思ったがしかし、いつも新刊を送りつけては新鮮な悲鳴を糧にしているから今更なのであった

七海?あいつはモテるけど孤独を決め込むタイプだよ、それを五条に酒の肴にされながらも態度を変えないし「地獄に道連れにするのは申し訳ないでしょう」って言って五条の軽薄な笑みを一瞬だけ剥ぐんだよ
「あなただけで十分です」と言おうとして言葉を飲み込み、代わりに「あなたで勘弁してあげます」って言って「七海も馬鹿だねー、死ぬ時は一人だよ」っていつもの調子でけらけら笑いながら七海の分の食後のデザートまで食べちゃう五条に諦めの境地で溜息をつく
七海の後ろ盾が五条悟しかいなかったりするとあれなので、ここは社内政治に振り回された経験のある脱サラらしくきちんと泳いでいてほしい、後の祭りですけどね

シリアスシーンなのに虎杖を東堂の弟と勘違いする新田くん好き

既にこの世を去り、本物と見紛うような自分の欠片を残したメカ丸が車窓に現れるところ、物語の外側にいる読者には亡霊のように生の続きを演じようとするメカ丸の姿が見えるけど、顔をあげた三輪ちゃんは「今」を生きているから見えないんだよね。三輪ちゃんはメカ丸の素顔を知らないから
メカ丸には笑う機能も泣く機能もないから

呪霊って他者の感情の寄せ集めだから、真人が「自分探し」していたのも不思議ではないのかもしれない
noteに書いたけど、肉体を持たないがゆえの自由さが真人の無為転変で、でもやっぱり肉体を持たない呪霊は確たる存在ではなくて不安定さがつきまとうから、固有の形をほしがるのかなあ

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