ナイトメアがスラッシュハーケンを駆使して市街地を縦横無尽に駆け回るのがおもしろかったので、最後みんな空を飛んでしまったのは残念

コーネリアのことすごく好きなんですけど、コーネリアがユフィを「溺愛していた」とルルーシュに語られるほどユフィに注いだ愛情がスザユフィの礎を築いているからなんですよね

ユフィの「私を好きになりなさい」が命令形だったのがすごくいいと思うんですよ 命令するのに慣れている、いい意味でのお姫様っぷりがぴたりとスザクの壊れた心に嵌ったシーン
スザクが自分で考えることを放棄している(忌避している)のを見抜いていて、これは命令だから従え、何も考えるなって、一人で勝手に地獄に落ちてゆくのを引っ張り上げるために強引さが必要なのを、自分にはそのための力があるのを箱入りのお姫様が知っていて、そしてためらうことなく力を行使するのが

コーネリア(やその他周囲)から愛されて育ったユフィはその愛に報いるすべを知らなくて、与える好意が余っていたんだと思う 与える先を探して見つけたのがスザク
だからたぶん、初めて愛(と自分自身)を自ら与えたシーンなんだと思ってる

ユフィに求められていたのは愛くるしい慈悲深き姫君としていつも笑っている姿で、皇族としてそういう政治的役割には割と積極的で(小説版に明記されている)特段苦しいわけではないけど、やっぱりもっと何かできるのではないかと思って、部屋を抜け出してシンジュクに向かうんですよ

お飾りのお姫様がお飾りであることの必要性を承知しているけれど、でもやはりお飾りのまま終わりたくなくて汚い現実を見ようとお城を抜け出し、どうせおままごとだと非難されながらも自分の目で見て判断したい、そういう心を持ち続けたいっていうモチーフもめちゃくちゃ好き

圧制者たるブリタニアの中で珍しく慈悲深い姫君として民衆の気をそらすお飾りのユフィと平和を維持する機構として象徴と化したゼロ=スザクで対比されているんだろうか…

土の味回はスザクがユフィから受け取るはずだったものをルルーシュに与える構図なんだと思ってます
ルルーシュは受け取り拒否したけどね…ルルーシュはユフィから施しを受けるのが嫌でうっかり口が滑って惨劇を引き起こしたので、そのへんを加味すると地獄っぽさが加速しますが…

スザクは心に穴が空いていてたくさん注がないといけないので、与えるものが余っているユフィがちょうどよかったんだよね
そして壊れたスザクの心の穴を塞いで中を満たそうとしたユフィがいなくなって、再び心に空いた穴からこぼれてゆくんだよ

ユフィも守られるばかりの自分が好きになれなくて、「自分が嫌い」という点で似ているスザクを好きになれば、自分も好きになれるかもしれないって思ったんだろう

自分が無力だと思っているけど、一方で自分に力があるのも知っていて、だから何もしないで生きていることを許せないという点でスザクとユフィは奇跡的に噛み合ってたんだよ

ジノはあんなに強引にスザクに近づいていって、アーニャは他人に興味がないからスザクを差別しないで黙って隣に立ってあげるのに、当のスザクはその頑なな精神性がどこも緩まなくて、ジノとアーニャに仲良く挟まれている間もずっと煉獄の炎に焼かれ続けていたわけでしょ

犯した罪に対して与えられるはずたった罰(とその果ての許し)を求めて煉獄の炎に焼かれ続けるスザクにはユフィが「もういいんです」って言ってやらなければならなかったけど、ユフィは早々に失われてしまったので

誰かが強引に許しを与えてやるしかないんだけど、ジノやアーニャは知り合った時点で同僚で、それができたのは結果としてユフィだけだったので スザユフィとしては正しいのだが…

自分がすっかり大人になってしまったので、「結果がすべて」でも「正しくない方法で得られた結果に意味はない」でもなくて「正しくない方法では正しい結果は得られない」なんですよね

大人になればわかるけど、正しくない手段で得られた結果には必ず揺り戻しが発生し、そのペナルティを負うのは往々にして弱い立場の人なんですよ

ユフィがスザクに与えた愛がどのような形にたどり着くのか、スザクがユフィにどういう形で返すのか見たかったけど、ユフィが伸ばした手をスザクが握り返した瞬間に関係が断ち切られて、ユフィがスザクにとって永遠の女神と化すのもそれはそれで美しい完成形

1期後半のOP、ユフィからスザクに手を伸ばすところは最高にスザユフィだったね…

ゼロ=スザクのあまりの悲惨さに気を取られていたけど、復活へ繋げる際にカレンの役回りも変わってるね
テレビアニメだと、ラストで母親と一緒に暮らしているカレンは紅蓮の起動キーをお守りみたいに、あるいは形見のようにアクセサリーにしながら制服を着て、戦場から日常に帰る少女としてゼロレクイエムの後の平和へ向かう世界を見せる役割があったけど、復活だと普通に黒の騎士団にいて日常には帰らない

夏油傑は感情移入しつつも適度な距離感から共感できたんだけど、スザクは距離を測り違えて失敗したなと思った
まああの造形は失敗するんだよ…

自分のツイートをログとして自サイトに放り込んでいるんだけど、テレビアニメのジェットコースター的脚本には比較的着いていけていたのに、構成が割と安定してた復活で逆に感情がジェットコースターしてる…

スザクは父親殺しのせいで法を守ることに固執するあまり、その法が妥当かどうかを考えることを放棄して盲目になっている部分があって、法的には正しくても倫理的には疑問のある行いをしてしまうんだけど、そのねじれがよかったんだよ
それを責められるのは妥当ではあるけど、答えを持たないからどんどん地獄に自ら堕ちていくし、固く口を閉ざしているから誰も気づかない、ルルーシュもどこか怖くて開けるのをためらったその扉を強引にこじ開けに来たユフィ以外は

わたしが未だに解せないの、ルルーシュの唇がいともたやすく奪われていたところ

生徒会事件簿R2、ロロとナナリーが仲良くしてる謎空間だけど、ロロを警戒しまくったりナナリーのファンクラブに敵愾心を燃やすルルーシュは完全に解釈が一致

なぜかゼロと白兜の中身が互いに露見しないまま進級してて担任がヴィレッタの謎時空、生徒会事件簿が力技すぎる ルルーシュお前はもうゼロを辞めてしまえ
マジで全員ハッピーなので、守りたいこの謎時空

ロススト主人公くん、ストーリー開始時にいきなりカレンの立場を食ったのが嘘のように、メインキャラの邪魔をせず、かといって背景に徹しているわけでもなく、いいバランスで出てくるのでびっくりしてる

カレンの代わりにランスロットの初戦の相手になった時はどうなることかと不安しかなかったが…

ルルーシュのセリフでしれっとSNSが発達してる世界に移動したの笑える テレビアニメはガラケー全盛期だったでしょ

ユフィの学園訪問があったのに特区日本は発案されなくてルルーシュたちを普通に進級させるという力話を発揮した生徒会事件簿を見るに、特区日本をなかったことにしないと平和が訪れないってことで、それだけユフィの思いつきがルルーシュを追い詰めたってことになる

特区日本の存在しない世界線の生徒会事件簿、つまりスザクもユフィの騎士になってないな

自分より劣る、可愛いことが取り柄のお姫様の思いつきで自分の今までの計画が瓦解してしまうことに激しく苛立ち、皇籍奉還特権でゼロの罪を不問とするという情けをかけられて劣等感を刺激されたルルーシュが口を滑らせて急転直下の悲劇の幕開けだもんね

ところでユフィと身分違いのロマンスが成立すると見なされる程度には見目麗しいんですか?スザクくん

生徒会事件簿のスザク、ユフィと関係を深めていないけどそれゆえに悲劇を免れているわけで、ユフィとの出会いは救いだったけど同時に破滅へのカウントダウンだったんだな

体育祭は見たかったね 出場できる競技数の上限いっぱいまで駆り出される(そしてほぼすべてで金メダルを取る)スザクは絶対にいるでしょ

当時のことは存じ上げませんけど、もしかしてルルーシュくんとスザクくんはブロマンス的な女性向け営業とかさせられてました?

わたしはね、ルルーシュに許しを与えて第二の人生を歩ませてやるなら、お前はまだ子どもだったのだから、と大人が許しとやり直しを与えてほしかったんだよ お前も守られていい存在だったのだと
追い詰められた結果の悲壮な決意を、ゼロレクイエムという茶番劇を、ルルーシュが言い訳にしてきたナナリーを使って肯定してほしくなかったんだよ

あの作品、大人は出てくるけど子どもを子ども扱いしないんだよね だから情緒の発達が未熟なまま政治に携わってすごいことになる
やっぱ小説の三木の事件と最低賃金をめぐる話がいちばん好きだな

ブリタニア、ひいては世界へ反逆することを決意したルルーシュと違って、スザクは世界を恨まないし怒らない、ただ泣くだけで スザクが怒りを見せる相手は決まってルルーシュだけだった

暴力的で横暴ですらあった子ども時代のスザクでも、焼け野原で泣くだけだったもの

マイナスの感情の発露の仕方が違うんだね 外向的なのがルルーシュ、内向的なのがスザク

スザクの心はずっと、焼け野原と化した土の上を、焼けた家の残骸と死体の転がる中を、死臭を嗅ぎながら子どもたちだけで歩いていたあの夏の日の、泣き出して歩みを止めてしまったあの日のままだったんだなと思う

スザクを含む皆の矢印は常にルルーシュに向かっていて、世界はルルーシュを中心に回っていて、すべての因果がルルーシュに集中しているという構成を組んだ復活はあまりに潔い
潔いが、ルルーシュの物語だからとルルーシュ抜きで維持された平和の話はごっそりカットして、何故か功績すべてがルルーシュのものになってるのはさすがにちょっとやりすぎなんだよ
ルルーシュが罪をすべて背負って一人で墓場に持っていった(だから一度死んで蘇ったルルーシュがみんなに許してもらって禊を終えたのですべての罪が消滅した、みんなハッピーエンド)とするにはスザクが明らかに贖罪を続けているので、その構図を取るにはちょっと強引な印象

ルルーシュに許しが与えられるなら、罪を清算して第二の人生が許されるなら、その半分でもいいからスザクにも許しを与えてほしかったんだよ、唯一の救いになり得た女の子の遺影を抱いていつまでも自分を罰し続けるしかないスザクに、いつまでも他者からの好意を拒絶しているスザクに
苦しみから救われることがなくとも、その苦しみに意味があることを、みんなの生きる明日の礎となっていることを彼に伝えてほしかった

ロイドとセシルの組み合わせが好きなのは当然だった あれマスタング大佐とホークアイ中尉と同じだ
夫婦ではない男女ペアによる夫婦漫才、めちゃくちゃ好き

ジェレミアはネタ枠としておもしろかったけど、ヴィレッタ共々、純血主義とどうやって折り合いをつけたり転換したのかうやむやで、このご時世だと危険な香りがする

よく考えたら1年生の時に巨大ピザ作りでルルーシュはガニメデを操縦しているから、シンジュクでナイトメアに乗れたのか

貴族の子弟が多いアッシュフォード学園にナイトメアの騎乗訓練があっても驚かないな お姫様を地で行くユフィでさえ皇族の義務としてナイトメアの訓練は受けていたし

理性が弾け飛んでいるかのように振る舞いながらその実、理性がしっかりしていて馬鹿騒ぎしていいラインをわきまえているミレイはとてもいい

ロイドと結婚するミレイもそんなに悪くなかったんじゃないかなあ ロスストイベの先輩のお父さんとは違ってロイドは妻を家に押し込めたりしないでしょ、そこまで人間に興味がないから

スザクと腹を割って話せた人って誰だろうと思うと、途中まで意外と扇もいい線いってた気がしたんだよね レジスタンス活動に疲れていた時の扇なら、日本人が民族性を失っても安寧が手に入るならいいっていうスザクの考え方に一定の理解を示しそう
ルルーシュがブリタニアを憎むブリタニア人、スザクがブリタニアに従う日本人、カレンがブリタニアを憎むハーフで、純日本人の視点がちょっと少なかったなと思う 扇はそこを補うには性格が穏やかすぎて政治的主張が薄かったし

そろそろギアスの感想をきちんとまとめておこうと思ったけど、自分のツイートが多すぎる…あとちょっと人を選びそうな内容…
そういう作品なのはわかってるんだけど、ルルーシュの罪って許されるレベルだっけ…?という問いが離れないんだよね…

ロイドとカノンのどっちがシュナイゼルと出会ったのが早いか考えるとたぶんカノンだろうけど、でもロイドに嫉妬する(振りをしてみせる)カノンは見たい
やはり社交界で出会ったんですかね 親が引き合わせたとか
ロイドとカノン、子どもの頃から変人だったんだろうな 女の子っぽい服装を好むだけのカノンは一見してわかりにくいけど、ロイドはたぶん親にも匙を投げられていて、そこをシュナイゼルがおもしろいと思って近づいてきたり

自分を愛され、自分を愛して他人を愛するのが普通のステップなので、家族から愛を注がれたように見えないスザクがきちんとルルーシュを親友として愛せたなら、その愛はルルーシュから受け取ったんだろう
だから初めての友達の価値が大きすぎて、ユフィと天秤にかけることができず、忠誠と友情の狭間で引き裂かれ、ルルーシュを許してやる理由を探していた

生徒会事件簿、ナイトオブセブンになってないどころかユフィの専任騎士ですらない枢木准尉がジノとアーニャと親しくなってて力技が過ぎる(おもしろかった)

やっぱ感想はちゃんとまとめておこう それで復活とは綺麗にお別れできる

ジノはスザクに友情とよく似た何がしかを与えていたのは間違いなくて、じゃあスザクはジノに何を返してやれたのだろう

幸せにならないスザクは別によくて、ユフィと死別するところまで含めて好きだけど、でもジノが伸ばしてくれた手を振り解いてしまったところは結構ショック

自分のいない明日を欲しがるスザク、あまりにも健気で哀れなんだけど、それがよかったんだよ

ディゼル機が遠隔仕様なのを見ると、近接カレン・遠隔マリオで役割分担する気かな でもそうするとスザクが一人で二人を相手にすることになって更なる化け物になるしかない

復活があんまりにもあれだったせいでやや印象が薄まってるんだけど、テレビアニメの方が脚本の構成は不安定で、勢いで最終回まで走っていってかなりの力技だったなと思う

最初に村を焼かれるのはスザク(本来の主人公)で、翻ってルルーシュ(本来の悪役)は本来の役割通り村を焼く側であり、そういうピカレスク物にも関わらず(だからなのか)ルルーシュが焼いた村の住人(モブ)は存在感を消されて舞台装置と化していて、ルルーシュを罵ることはないんだよね
村を焼かれて糾弾する役割を負うのがスザクで、だから彼をたしなめるカウンター的存在は希薄になる(ロイドやセシルは役不足どころかこの二人で対をなす) 彼はルルーシュのカウンターとして機能するので
しかし同時にスザクは村を焼く役割を押し付けられ、その上、ルルーシュへの感情移入をしやすくするためか彼のねじれた内面描写は控えめになり、結果として人格の描写が断片的情報で構成されてとてもややこしくなっている

なぜギアスでモブが存在感を消されたかと言えば、個人間の争いが国家間に拡大した物語だからだと思うんですよね 国家にとってモブ(一般市民)は庇護の対象だけど、個人にとっては赤の他人だから簡単に無視できる

作品を通じて始終人の命は軽くて、それは兵器を主軸に据えるロボアニメとして不可避ではあるけれど
センセーショナルな幕引きのインパクトが非常に大きくて、たしかにそれは美しいバッドエンドだった でもその手前で繰り広げていた最終決戦での信念のぶつけ合いはあんまり共感できる感じではなかった

冒頭でシンジュク・ゲットーに逃げ込んでそこの住民たちが虐殺される要因を作ったレジスタンスがそれをあんまり後悔、懺悔する様子がなかったのを見て、あ、これはそういう話じゃないんだ…ってなったもの

スザク、終戦後隔離された際に名誉ブリタニア人にさせられた可能性をちょっと考えたけど、あの思考回路を見るとあながち間違いでもないような 10歳かそこらなら、お前が率先してブリタニア国籍を取得すれば日本人の多くも後に続く、ひいてはそれが彼らのためになる、とでも言いくるめられたりしない?

設定上、スザクには血族が間違いなく存在している(軍籍に入った際に枢木本家と縁が切れた=スザク以外に枢木家の者がいる)のに全く出てこないから、異母兄弟とはいえ血縁がいっぱい出てくるルルーシュと比べて孤独すぎる

水星の魔女の話でヴヴヴが一期がのろくて二期で急展開に次ぐ急展開だったことを話したら、ギアスもそんなんじゃない?って返された 一期はのろのろではなかったけど二期はたしかにそう
二期で急展開するの手癖か何かかな?
でもエルエルフは顔と声が最高だし、しっかり好きな女の子と死別するから最高
リーゼロッテもピンク髪じゃん

コードギアスノベライズ・スピンオフ小説、計13冊読み終わった!さすがに長かった!!
13冊は長かったが、政治的社会的な説明が豊富にある分、小説の方が好きだな もちろんアニメあっての小説だけど

ナイトメアオブナナリーがスザユフィと聞いたので読みたい

ナイトメアオブナナリーのロイドになんか違和感があると思ったら、いつもの白衣じゃなくてちゃんとした軍装をしているからだ

セシルの服装も違うし 特派の士官服好きだったから新デザインか〜みたいな気持ちになった

スザクの衣装はもちろん、ユフィの騎士だった時の白い騎士服がいちばん好き

ナナナのスザクの騎士服は肩から甲冑、手甲がついてるんだけど、ユフィのオーダーしたデザインだったりする?

ルルーシュ・ナナリーとスザクの馴れ初め話をしっかり読んだの、ナイトメアオブナナリーが初めてなんだが

ナイトメアオブナナリー、絵柄にクセがあるというかキャラがあんまり似てない(スザクが別人)のを除けばすごくおもしろかった ストーリー構成もいいし、ユフィは生き残るし死ぬキャラも意味を持って死ぬし

スザクが幸せになるためには父親を殺すところまで遡らないといけないのはわかった でも父殺しの業を背負わず屈折してないスザクはスザクじゃないんだよな…

ダールトンが小物にされてたりスザクの髪がふわふわくるくるじゃない、いちいちパンチラしてくるのは減点なんですけど、話はめちゃくちゃおもしろかった
あとスザクがまともな私服を着ている!

スザクがくるくるふわふわではなくストレートの髪質ということは花京院ではないので、くるくるのユフィとくっつけるってことだな!?

スザクの自室が洋室だったのにびっくりしてる でも部屋着は着物なんだね
ゲンブの外見も全然違う 禿げてない スザクのお母さんとは20歳くらい年が離れてそう
スザクとナナリーが婚約するはずだった、という設定にびっくりした じゃあ神楽耶との婚約者設定ってどこ出典なの

神楽耶けっこう好きなんだけど、彼女も内面描写が足りないというか、ほぼずっとルルーシュ視点でモノローグもほぼルルーシュのみっていう構成があまりにも割り切ってる

ロススト、黒の騎士団所属のカレンと主人公をスザク一人で相手するのはいくらなんでも無茶では?と思ってたんですが、もしかしてスザク側には特派ルートの主人公がつくっていうことなのでは?(同時に主人公が存在するという点には目を瞑る)

ナイトメアオブナナリーがしれっとニーナの存在を消してたんだけど、スザユフィの成立する空間にニーナがいると大変なことになるからな…
でもカワグチ湖で人質にユフィがいなかったからセーフ…?

ジノが復活で置いてけぼりだったの、ルルーシュに許しを与える役割を負えないからだけじゃなくて、出すとスザクの話になるからだ ジノは絶対にスザクを構うでしょ、どんなに手ひどく別れを告げられても

早くも記憶が定かではないんだが、ゼロレクイエムの時にジノはいなかったよね? いるとゼロ=スザクの孤独が薄れるから

あんなにすぐ手が出る乱暴な性格なのに、焼き払われた大地の上で泣くしかなかったのがスザクの優しさで弱さだった

パラレルと書いてなかったので大いに戸惑ってしまったけど、生徒会事件簿が「平和な学園モノ」というオーダーに応えるためにアッシュフォード学園に名誉ブリタニア人と日本人が在籍していることにしたのは本当に賢かったな 軋轢はあれど表だった差別はない時空だから平和が成立する

スザクに救いが欲しいとは特に思わないけど、王の力はお前を孤独にしなくて代わりに巻き添え食ってたった一人の親友が孤独になった結末については自覚的に描いてほしかったなあというところ

「我が騎士スザク」って言うユフィが最高なのでもっと言ってくれ

第99代神聖ブリタニア帝国皇帝ユーフェミアは常に隣に被差別階級出身の騎士を立たせて事あるごとに厚い信頼関係を見せつけてくれると思うので、各地の植民地からの反発の矢面に立たされているといえども割と現実的に成功しそうな方向だと思うんだよね シュナイゼルもコーネリアもついてるし

でもどの世界線でも死亡する枢木ゲンブとクロヴィス殿下に悲しくなった

スザクに救いを与えるよりもゲンブに名誉というか同情できる事情を与えてほしいんだよね

ブリタニア人とナンバーズの婚姻が認められていない設定があってもおかしくないので、そういう側面ではスザユフィは結婚してもいいと思う

でもスザユフィは基本は親愛と敬愛だと思ってる その先は途絶えたのでわからない

ロスストがSNSを登場させたけど、名誉ブリタニア人は携帯電話を持てないのでスザクだけSNSって何?って首を傾げているのでは…

ギアスは最初から最後までこいつら何語で喋ってるんだろう…っていう疑問は解消されなかったんだけど、ルルーシュのギアスが命令することで発動する=言葉による意思伝達を前提とするから無視せざるをえなかったんだろうな

そういうところがちょくちょくご都合主義で、割と最後までつまづいていたところはある

ハピエンしたナイトメアオブナナリーを見るに、ルルーシュはスザクを選べないしスザクもルルーシュを選べなくて、この二人を二人だけにするとバッドエンドに直行するんだなって思った

ルルーシュはナナリーとスザクで迷っていた(両方取ろうとして失敗した)のに対して、スザクはユフィを選んだら失われてルルーシュしか残らなかったので、事情は違うんだけど

独善的で自分が世界の中心なルルーシュと己の信じる正しさに固執するスザクの二人ではぶつかり合うだけなのは自明の理なので、間にナナリーとユフィが必要

ルルーシュがユフィを殺して関係がこじれたから、スザクがナナリーを殺した(実は生きていたけど)ことでようやく対等になって話ができるようになるのはわかるんだけど、この二人を失うことで半ばヤケクソみたいになってゼロレクイエムに至るのでひどい結末よ

スザクがルルーシュではなくユフィを選んだときのルルーシュのことを考えると悲しいね ルルーシュが激変したスザクに戸惑ってどこまで踏み込んでいいか悩んでいるうちに突然現れたユフィに掻っ攫われる
スザクを挟んでルルーシュとユフィの三角関係めいて見えるんだよね ルルーシュが失った何もかもを持って安穏と暮らしているユフィがスザクさえ奪っていくという、ルルーシュからユフィへの嫉妬が下地にあって、そして特区の式典で口が滑った
ユフィを憎むにはユフィが優しくて悪意がなさすぎて、そしてユフィがスザクに幸せをもたらすことができるのをルルーシュもわかっていたんだけど、それでもユフィへのほのかな嫉妬は消せなかったという

ユフィにギアスの説明してるときに「スザクを解任させる」が入ってたの、お前めっちゃ気にしてるじゃん…って思った

アキトを見るべきかどうか悩んでまだ見てないんだけど、あれ見て大丈夫なやつですか?
ロスストはまだ実装されているキャラが少ないから、無課金で1日1回の無料ガチャでも割とレアが来る(星4スザク3人目が来た)
ロイドが来ないんだよね…
枢木スザク准尉(特派の士官服)の実装はまだですか?!
特派の士官服は帽子がかわいい

ユフィの今際にスザクと二人きりにさせてやったのたぶんロイド(現場の最高責任者)だと思うけど、ああいうのとかスザクにぶん殴られた後の台詞とか見ると、ロイドは人の心がわからないんじゃなくて、理解した上で自分の都合で無視したり逆撫でしたり、そしてたまにまともに配慮してやってるんだね

「王の力はお前を孤独にする」が実現したのがナナナのルルーシュで、この物語だとC.C.も死ぬんだよね そして魔女C.C.から力を引き継いで魔王になって人の理を外れた存在になり、表舞台から退場することでナナリーが自立するエンドを迎える

作中で(複数の言語が存在するにもかかわらず)言葉の壁は都合よく無視されたけど、現実味を突き詰めるとルルーシュのギアスがうまく発動するはブリタニア語ができる人間、すなわちブリタニア人か名誉ブリタニア人にほぼ限定されるので、あれは身内を内部から突き崩す以外には使えない能力

C.C.は甘やかすだけだから、マオを甘やかして自分に依存させてしまったある種の毒親で、包容力という側面では母親のように振る舞うけど親には向かない 母を失い父から独立しようとする反抗期のルルーシュだから比較的上手くいったところはあるように思う

マオを甘やかすだけで自立心を育てず自分に依存させて、自分の望むように育たなかったから捨てたのはかなりひどい所業

小説版のルルーシュはナナリーが自分に依存するのを危惧して、ナナリーの世界を強引にこじ開けて外に引きずり出したスザクに感謝しているいいお兄ちゃん

スザクの中のお兄ちゃん像はきっとルルーシュで固定されているんだろう

生徒会事件簿の方のミレイはスザクの軍での本当の役割を疑っていたけど、振り返ると本編ノベライズの方のミレイもスザクに「何をしたらそんなに高い階級なのか」と内心思っていたから、たぶんスザクが技術部の下っ端ではないことを知っていたんだな
一兵卒で口封じに殺される立場からいきなり准尉になったのをルルーシュが怪しまないはずがないから、スザクが階級も内緒にしてたんだ
スザクはゼロの仮面を被ることで平和を維持する機構の一部になったのだという見解を話したら、まどマギだって言われた その発想はなかった
市川春子の話をしていたのに急にじゃあスザクくんは?って聞かれたの、ちょっとよくわからない
スザク、フォスみたいに善意が空回りするところは似てるのか…?

ナナナのスザクがシュナイゼルの推挙でユフィの騎士になったということは、シュナイゼルはおそらくシャルルの覇権主義の行き詰まりを早くから予想していて、ユフィとスザクの組み合わせを国家元首に戴くことで植民地の懐柔を狙ってたんじゃないかと思う

ルルーシュは初っ端にスザクが殺されたのもあって勢いでクロヴィスを殺して引き下がれなくなって、それで更なる被害を撒き散らしながらひたすら破滅へ突き進んでいくのは誤った責任感というか、自分のやったことが正しいのだと証明せざるをえなくなったって感じ
ルルーシュは自分の非を認めないからなあ…結果がすべてだから言い訳も無用と見なしてるし そういう点ではスザクと同じく、ルルーシュもルルーシュで自分を追い込んでる

復活はまあいろいろ思うところはありますけど、結局スザクを人に戻せるのはルルーシュなんだなって、そこは変わらないんだなって思う
だからルルーシュと再会してからのスザクは仮面を外して激しい感情を見せるし、ルルーシュが去った後のスザクはゼロの仮面を再び被って孤独に佇む

スザクは父親を殺して正しい罰を受けられなかった時からとっくに個人の幸福を投げ捨てているから、今際のルルーシュに遺言めいて言われるまでもないんだけど、でもルルーシュだけがスザクの捨てたはずの人間性を引き戻していたから
なのに最後はそれを捨てるように命じるんだから、ひどい友達だね 枢木スザクという個人を道連れにしたわけだから、独占欲の塊では

「ギアスは願いと似ている」はかけたルルーシュではなくかけられたスザクが言うべき台詞だったんじゃないかと思う 何度も意思をねじ曲げられたスザクが言うのなら、死にたがりが「何としてでも生きていてほしい」という願いを受け入れたことになるから
生存のためとはいえ、初手で「死ね」を命じた奴が言うにはちょっとね、あれだけじゃ足りない

いつかロスストに実装されるはずの枢木スザク少佐(ユフィの専任騎士時の白い騎士服)のためにサクラダイト貯めてる
でもその前に枢木准尉をください

この前ツタヤで借りたギアスの主題歌集についてたブックレットが本編のあらすじを載せていたんだけど、事実誤認がすごくて笑ってしまった
スザクはユフィに心酔してないしユフィの恋人ではないしナナリーの騎士になったこともないし、世界に捧げられたサクリファイスはルルーシュだけではなくスザクもだよ
スザクがナナリーの騎士になってたらこんなに話がこじれることはなかったでしょ!何言ってるの!
事実誤認してるブックレット、ルルーシュが罪を懺悔していることになってるのめちゃくちゃ笑う どこのルルーシュかな

サクラダイトってクリーンエネルギーっぽいんだけど、そのへんのSF要素を深掘りしたらおもしろかったんじゃないかな
サクラダイトはレアメタルであり爆薬になるしエネルギー源にもなるって、あれは一体何者…?
サクラダイトで発電ってできるんですか?

以前友人にギアスで同人誌出すの?って言われたけど、真っ先に思いついたネタが「スザクを仲間に引き入れるためにルルーシュはループするがいつも失敗して死んでしまう、しかし実はスザクの方もルルーシュとナナリーが平穏に暮らせるようにループしていて常にすれ違っている」で着地点が不明なので無理

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