ナナリーが政略(でなくとも)結婚することになったら血涙を流しそうだねルルーシュ そうなる前にせめて目の届く範囲で、と思ってスザクとくっつけようとしてもあんまり驚かない
たぶんそういうネタ、十数年前にとっくに出てるでしょうけど

お前はナナリーの騎士になるべきだ!は何度見ても笑う
ルルーシュは親友で対等だから、仮にナナリーの騎士になってくれって言われてもスザクは普通に拒否しそう
ユフィによる専任騎士任命は拒否権がなかったのもあるし、命令され慣れていて状況に流されるスザクの悪癖だよ

命令を欲しがるスザクがルルーシュのことだけは拒否するのは特別扱いの一形態

ルルーシュって何にも信用できなさすぎて、大切なものはぜんぶ目の届く範囲に置きたがっているところあるよね

ナナリーとルルーシュは身寄りのないお互いが唯一の家族で、かつ片方に他人の介助が必要なので共依存になりやすく、少し離れた方が健全な兄妹関係が築ける

小説版でひとつ不可解なところがあって、名誉ブリタニア人でない日本人が戸籍に登録されていないという設定はさすがにおかしいのでは?
ブリタニアが攻めてくる前の日本は経済大国で、敗戦しても今なお人口1億5000万人を抱えているのに、整備された戸籍制度がないはずがないし、占領してトウキョウに租界を築いたブリタニアがそのデータを閲覧できないはずがない それとも戦争の混乱で全データ消失したんですか?

人口1億5000万人なのにゲットーにイレヴンを押し込められる理由がいまだにわからない 作中で用いられるゲットーという言葉が謎すぎる

スザクがブリタニアを内側から変えるために軍人になるのはちょっと変な設定だなと思ってたんですよ 本人が政治的才能にやや欠けるとしても政治家が妥当な線だし曲がりなりにも政治家の息子だし
でも政治は貴族(血統主義でブリタニア人限定)が担っていて付け入る隙がないとすれば、人種の規定がゆるい軍に入った方が可能性はあるのかな 軍事力を重視する国だし

スザクが日本人のためにブリタニアを内側から変えると言いながら、侵略者の走狗に成り下がって同胞を弾圧する側に回ったことの是非についてはアニメ本編でじっくりやった方がよかったと思います

ていうか小説でナナリーがブリタニア語と日本語を切り替える描写があったので、ますます彼らが何語でしゃべってるのか謎が深まった
とりあえず発音が舌ったらずか、ギリギリ臨界期を免れたものの学習の機会が制限されているせいで語彙がやや幼くて馬鹿にされているスザクの可能性は割と高いですね

この話を真面目に考えると割と辛いので、まあアニメだし普通に日常会話はできるんだよってことで終わりなのですが

ギアス見てたら大英帝国の植民地における言語政策が気になってきたからちょっと本が読みたい

英語教師は本国から送り込むことになるから、文化的資本はあって教育は受けたものの、やや貧しい家庭の青年とかが移住したりするのかな?

ルルーシュは「庇護すべき妹」がいる兄の矜持で自分を支えてきたところがあるから、ゼロの仮面を被っていないと妹を妹でない対等の人間として、皇女として見ることができない
とか言ってたけど、やっぱりゼロの仮面を被っていてもナナリーに対して過保護なので、ルルーシュはどこまでもルルーシュ

武官であるはずのスザクを総督補佐に配置するなよと思っていたらゼロ=ルルーシュも同じこと言ってた ちょっと小姑みたいだよねルルーシュ

でもスザクがいないとナナリーがミス・ローマイヤに一人で対峙することになるから…

三木の立て篭もり事件で戻ってきたナナリーを心配してたあまり長々と説教したりジノに八つ当たりするスザクめちゃくちゃいいので、アニメで見たかった 八つ当たりはだめだけど、八つ当たりできるほどの人間関係が築けていたので安心した
まあ結局ジノと決別するんだよね ルルーシュの前ではその他すべての人間関係がちぎれちゃうんだよね

ルルーシュがギアス饗団を殲滅する場面、ギアスを憎むくせに自分はギアスを使い続けるところがすごく都合のいい思考回路だなと思っていたら小説でC.C.視点でそのあたりの話があった やはり描写不足よね

自分のことを棚に上げてるのほんと自己正当化がすぎるんだけど(ルルーシュだけの話ではない)、C.C.が言うようにそれが人間ってものだし、そういうのがシャルルが言うところの「人は嘘をつく」って話だし

シャルルたちが目指す「嘘のない世界」に対してスザクがユフィについた最後の嘘を引き合いに出すのかと思ってたらスルーされちゃったのなんで? あれけっこういい反例だったと思うんだけどな

死別するところまで込みでスザユフィが好きだけど、もし二人がくっついたらぽやぽや天然ペアで周囲が大変だと思う
姫様ー!?って振り回されるダールトンと枢木!貴様!ってキレるコーネリアと姫様落ち着いてください!って宥めるギルフォードは見てみたい

もし行政特区が成功したとして、ユフィは実権のないお飾りのトップに据えられ、スザクと合わせてブリタニアと日本の融和の象徴としてシュナイゼルに飼い殺しにされる結末しか見えないけど、そこまで悪くないのかも
もはやブリタニアから独立することへの興味を失い、国としての形態がどうであれ日本人が安らかに暮らせればいいスザクと、広告塔としての役割に前向きで皇族らしく割り切っているユフィなので、家畜の安寧だとしても割とハッピーエンドな気もする
メリバ寄りのハピエンというか、ハッピーエンド面したメリーバッドエンド

コーネリアはユフィの結婚を苦渋の顔で許可するけどルルーシュは絶対に認めなさそう 自分にチェスで勝ったら許してやるって無理難題を吹っかけそう

周囲はみんなカップル扱いしているのに、本人たちは親愛と敬愛でできているスザユフィ

実際、スザユフィが本当に恋愛になれるのかは疑問がある スザクは自分がふさわしくないって固辞しそう そして逃げ腰のところをユフィに手をつかまれるしきっと泣く

スザユフィはユフィが死ぬことによって完成するので、この話に特に続きはない

1期後半のOPでユフィからスザクの手を取って踊るところ最高だよね

憂い顔が好きなので死別しても全くもって構わないんだけど、スザクは憂い顔っていうより鬱顔って感じ 生来の性格が暴力的なので、憂い顔に必須の儚げな要素が足りない

憂い顔の未亡人はひっそりと喪に服すけど、スザクくんは激しく憎悪し復讐に向かうタイプだからね でも憎悪を維持するには優しすぎて弱すぎる

スザクが憎悪と復讐心を維持できなくてルルーシュを許してしまうの、ルルーシュが自分に残った唯一の人間関係だからという理由以外に、父を殺した自分に罰がなくて許されてしまったのなら、ルルーシュも許さなければいけないって思ってるのかな

ギアスの小説、ルルーシュ以外のメインキャラの視点から物語を補完する性質が強くて、R2の3冊目でルルーシュ視点が登場して逆に戸惑う

復活のC.C.は幼子を抱えた母親って感じだったけど、テレビアニメの方はやっぱりファムファタルだな

C.C.はルルーシュが自分のやったことのしっぺ返しを食らって動揺している時、挑発的なことを言いながら否定はせずにただルルーシュの欠点を許すだけで、自分が悪いとわかっているルルーシュの責めてほしい気持ちを満たしながら行いを肯定してやるところが最高にファムファタル
だからマオに(そしてたぶん歴代のギアスユーザーに)に執着されるんだね

1期ラストでルルーシュがいきなり友達って強調してきて、今まで君たちそんなに友達してたっけ?と思っていたけど、よくよく思い返したら「学校では他人でいよう」って言い出したのはスザクだから、これはスザクが悪い 友達してるシーンにあまり心当たりがないのは当然だった
でもスザクと友達したいルルーシュはブリタニア軍に入った現在のスザクを頭から否定しているので、友達していてもそのうち互いの認識の齟齬でつまづいていただろうことは想像に難くない
むしろ早めに互いの齟齬に気づくべきだったのかも そしたら傷は浅く済んだのかも

基本的に物語(人間関係)はディスコミュニケーションでもつれてゆくものだから…

ルルーシュの頭を踏みつけて嘘をつくなと迫って「言い訳」を求めたスザク、罰を追い求める過去の自分の幻影をルルーシュに見出して、かつて自分が望んでいたことをルルーシュに与えようとしていたんだろう かつてユフィがスザクに与えた許しとよく似ているそれを
かつて自分を許したユフィを否定しないためにルルーシュを許そうとするスザクはやっぱり優しいし、なんだかんだで育ちがいいと思う 自分だけ救われてはいけないと公平さを求めるあたりが

何回読んでも、いや、土の味じゃなくて玉砂利の味じゃんって思う 製作陣誰か気づかなかったのかな

たった一人の友達に頼まれたから、自分の妹のように親しくしていたナナリーを殺されたくなかったから父を殺したのに、その責任は自分にあり、父よりも二人への情を優先したからだと二人のせいにしないところ、本当にスザクは優しくて育ちがよくて真っ直ぐだったんだよ だからぽっきり折れたんだよ

スザクはルルーシュのことを「世界が自分を中心に回っている」と評したけど、そっくり自分に跳ね返るのはまだ自覚してないんだろうな 父殺しに端を発するその後の混乱に対して、責任がすべて自分にあると思い込むのも同じことだよ

ゲンブがナナリーを殺そうとしたことをルルーシュはもしかして知らないのかな 少なくともスザクが自分から言うことはないからナナリーは最後まで知らなさそう

土の味のところ、ユフィとスザクの構図がスザクとルルーシュにスライドするんだよね
ユフィは与えられる愛を返す相手を探してスザクに巡り合い、それを与えられたスザクが今度はルルーシュに与えようとする構図

スザクは他人に優しさを与えながらも心を閉ざして他人からの優しさをゆるやかに拒否しているので、与えたい気持ちが強いユフィでなければならなかったんだなと思う

スザクは他人に優しさを与えながらも心を閉ざして他人からの優しさをゆるやかに拒否しているので、与えたい気持ちが強いユフィでなければならなかったんだなと思う

ルルーシュもユフィも強引にスザクに与えようとした点では同じだと思うんだけど、与えるものがスザクの欲しがっていたものと奇跡的に一致していたのがユフィで、致命的なほどにずれていたのがルルーシュなんじゃないかな

ユフィは与えられたものが過剰だと感じているから、まず与えようとするんだよね

親愛を与える一方で返ってこないのは普通に人間関係が破綻するけど、与えられる一方で返そうとしても受け取ってもらえないのも精神的に辛いんだよね 育ちがよくて人格が良ければ良いほどに、自分だけが得をしている不均衡な状態に耐えられない

小説を読んだらスザクの「死にたい」気持ちが消えていてよかったと思うと同時に、なのに「生きたい」とも思えない、屍が動いているような、惰性で生きていて死んでいないだけという状態なのはむしろ更に辛いのかもしれない

「死にたい」という望みがいいものとは言えないけれど、すべての望みを断たれてなお死んではならない、生きてゆかなければならないのも決して喜ぶことではない

スザクは一人で生きてゆけるほどには強くて、一人で死ぬには弱すぎたんだね
あるいは、一人で死ぬのを許されないほどに身体は強くて、誰かと生きてゆくには心が弱すぎた

惰性で生きているやつはめちゃくちゃ好き そのまま老衰で死ぬまで憂い顔しててくれって思う

小説読んだらわかるかもと思ったけど、やっぱりルルーシュが土の味でスザクを裏切り者呼ばわりするのがいまいちわからなかった
そこは騙したな!ってキレるところであって友情に対する裏切りではなくない? ルルーシュがユフィを殺した件に始まって、スザクルルーシュを売って地位を得たりナナリーをブリタニアに連れていって、とっくに二人の友情は崩壊して学校では互いに仮面を被っていたんじゃなかったの?
スザクが「騙したな!」ってルルーシュになじられるならわかるし、ルルーシュの言い分も正当だと思うんだけど、「裏切ったな!」だと、いやお前が先にスザク裏切っただろどの面下げて…って気持ちになる
つまり、日本語(作中でのブリタニア語)の選択に納得がいかない

話の構成が視聴者の予想を裏切る方向に舵を切りすぎて全体的に緻密さに欠けるし、ルルーシュ視点に寄せすぎて、キャラの配置として対だったはずのスザクの内面描写がだいぶ不足していて、流れにところどころ疑問が残る

ルルーシュはスザクがブリタニア軍にいる現在を間違っていると否定していて、もしかしてこれをそもそも友情の裏切り(までいかなくてもしこりとして)と捉えていたのかな?

スザクの現在を否定しているから仲間になれという説得は失敗するとC.C.はみなしていたけど、それをルルーシュに言わなかったからルルーシュはずっと気づいていないんだよな

スザクの性格ががらりと変わって別人みたいになったことにルルーシュは戸惑っただろうし、スザクが空白期間を黙して語らないから知る由もないんだけど

スザクが軍に入った経緯も父親殺しと同様に本人の口から詳細が語られないから、物語としてそのあたり構成がよろしくない

ルルーシュは結局、(自分から見て非合理な)他人の選択を尊重することを学習したんだろうか

なんていうか、成長したのってナナリーだけで、ルルーシュもスザクもあんまり変わらなかったような気がする

R2の4巻でようやくスザクのコードの守護者設定が出てきたけど、これ消さない方がよかったやつでしょ…そのせいで1期の神根島や特区の式典の伏線が未回収になっちゃったじゃん

スザクが王の守護者の血統という設定が生きていたなら、とうに主を失ったのに血を濃く受け継いで現代に生まれたせいで本能が満たされないから流されるままさまよっていたとも捉えられるし、今なお王の血統を保つブリタニア皇族に仕えるのも業だし、あんまりにも可哀想な定めなのにも理由がつくでしょ

スザクの身体能力が異常であることに言及されてほっとしたわ

目的のためには手段を選ばず、悪役になることも厭わず、どれだけ犠牲を伴っても自らの信じる正しさを求め、最後は最も親しい者と対立することになるあたり、ルルーシュとシャルルは同じなんだな

ルルーシュとシャルルと同じように、スザクとゲンブもきっと似た者同士の父子で、正当な手段で目的を叶えようとしたのに無情な現実の前に心が折れて、守るための戦いで数多の屍の山を築いて、血は争えないんだと思うよ

ていうか枢木に守護者の設定が加わったせいで皇がなんなのかわからなくなった 皇が王の血統で枢木が守護者の血統の方が収まりがよくない?

ルルーシュ-シャルルとスザク-ゲンブで血は争えないってことになるけど、そもコードやギアスが血統に付随するものならさもありなん

シャルルがおそらく父や兄弟を殺して皇帝になり、ルルーシュもまた父を殺して皇帝になるというウラノス-クロノス-ゼウスを彷彿とさせる連鎖だから、最後は息子ではなく友達に殺されて連鎖が止まる構図なのか

スザクは小説版で割と辻褄が合ったけど、マリアンヌは逆に辻褄が合わなくなったな 方法がおかしかったとしても子どもへの愛はあったでしょ

守護者だから足りないものを無意識に求めて流されて、人が死ぬのを見たくないのに人を殺す能力がきわめて高くて、結果、王(ルルーシュ)の騎士に収まるのも必然で、そういう連鎖を止めるために自分を捧げるってことでスザクの不幸さに一応説明がつくじゃん

人が死ぬのが何より怖いのに人を殺すのに向いた能力を持っている(そして実際、大量に人を殺す)ところは、たとえ守護者の設定が生きていたとしても、守るためにその他すべてを殺すってことなので最高に可哀想だねスザクくん

ルルーシュは激しく憎んだ父と同じ血を引いていること自体はあまり否定的ではない印象があったんだけど、ギアスを授かるにも血統が必要ならたしかにそう
いやブリタニア皇族を嫌っていたところはあったからそうでもないのかな
なんかだんだんわかんなくなってきたぞ

ロイドからスザクへの「その矛盾はいつか君を殺すよ」に対する答えは「父を殺した時点で既に一度この身は死んでしまったから」になるのかな

ルルーシュ、スザクに生きろと言ったその口で殺せとカレンに命じるんだもんなあ

スザクは死のうとしているのに、生きろと言われたから殺されないように破滅の引き金を引いてしまうんだよ

絶対遵守のギアスを手に入れたのに世界はちっとも思い通りにはならないことにルルーシュは激しく苛立っただろうし、同腹妹以外の人間みんなをヒトとして認識せず見下していたところのある彼の唯一のヒトであった友達はその象徴ですらある

スザクが本能的に無意識に主を求めてさまよっていたと思ったけど、よく考えたら彼は流されっぱなしだったので、むしろ王の血筋(ブリタニア皇族)が守護者を求めていた側面が強いような

小説版で「正義の味方」に「根源の渦」と「守護者」というキーワードが加わったので、ギアスは実質Fateで枢木スザクは抑止の守護者
個人としての幸福を放棄し、老衰で死ぬ瞬間まで世界への奉仕と隷属を強いられるんだから、スザクは実質エミヤ

なんか事故ってコードの一部を引き継いで不老(不死ではない)になって半永久的にゼロをやっている設定でもおもしろかったのではと思ったが、ますますスザクが可哀想だな

ルルーシュがコードを不完全に引き継いだんだからスザクと半分こしてもよくない?

正義の味方と守護者はよく見るからいいとして、根源の渦にはびっくりしたね…

いやわたしが知らないだけで根源の渦にも出典があるんですかね?

「王の力はお前を孤独にする」で孤独になったのはスザクの方じゃないかと思ってたけど、守護者の設定だったなら、守護者には必ず王がいるから本来であれば孤独になるはずがないんだな

いやほんと、この設定をすっ飛ばしたせいで整合性がひどいことになってるじゃん

何をおいても守るべき王を殺した守護者が半永久的に王の仮面を被って悲劇の連鎖を独りで止めるって構図の方が収まりがよくない?

父親一人殺したくらいで、ってナナリーに言われちゃうの本当に可哀想だね 血で血を洗うようなブリタニア皇族の方が世間一般的にはおかしいんだけど、それを肯定しちゃうんだよなあ
この台詞は無垢の象徴であったナナリーもまた血塗られたブリタニア皇族の一員であるという証左なわけだけど、スザクが父を殺してまで助けた兄妹が自分たちを捨てた国の皇族としての本性を捨てられなかったのは悲しいね

旧家であるキョウト六家がおそらく財閥を形成してと政治的、経済的に権力を握って国内に格差も存在するとはいえ、まがりなりにも日本は民主主義だし法治国家なので、ブリタニア皇室の異常さが際立つ

なんだかんだで旧家の出だから、父親殺しは尊属殺人でダメージ倍増しているような気もする

やっぱりスザクは優しくて弱いんだよ、そのあたりやっぱりナナリーはルルーシュの妹なんだよ

ナナリーの台詞がひどいというより、スザクが言い返す言葉を持たないところが可哀想 自分を正しいと思えないから詰られても言い返せない

ルルーシュは恐ろしく弁が立つせいか、誠実さを表すためかあえて言い訳しないのに対して、スザクは自己完結していて、悪く言えば諦めていて、言い訳する言葉を持たない

互いに唯一の血縁者となったスザクと神楽耶はもうちょっといろいろエピソード盛れたよね?もったいないなあ

桐原があんまりにもあっさり処刑されて退場したのもだいぶもったいない ブリタニア側から見たら財閥解体なわけだし、もうちょっと詳しく描写してくれてもよくない?

ゼロの妻を名乗る神楽耶、ゼロの中身がスザクに入れ替わったことについてはどう思ってるんだろ

そういえばスザク、C.C.に過去を見せられたりしても父親に一切謝らなくて、本気で親子の情が死に絶えてるな

「間違った方法」が父親殺しだとして、じゃあ正しい方法が何だったのか考えたことがないんだろうな、罰ばかり欲しているから
「父親を殺した自分は相応の罰を受けなければならない」であって「父親を殺さなければよかった」とは思わず「仕方がなかった」と言うあたり、自分を否定している自分を肯定しているみたい

スザク、自分の過去を正当化したいというのもちょっと違うと思うんだよね 罪に対する罰がない世界は正しくなくて、だから自分が罰を受けることで世界に正しく在ってほしいと思っているのが近いんじゃないかなあ

スザクの中で父親を殺したことと日本の敗戦とその後のブリタニアによる弾圧が固く結びついているのがおこがましくて、思春期らしい肥大化した自意識的に自分が世界の中心だと思ってるんだけど、思想教育を受けたとなると話が変わってくるんだよな そこもっと詳しく書いてくれ

だから、荒地開拓に送り込まれた先で助けてくれた「ある人」って誰ですか!?

小説で新しい未回収の伏線を張るのやめてくれます?!?
回収しない伏線は何よりも嫌いなんですよ!!!

小説で、マリアンヌが死ぬまではルルーシュもシャルルに対してそれなりに父として愛情があったとあって、さすがに嘘だろと思った

1話からナリタ前までをノベライズからカットしてカレン視点で再構成した大人の事情って何だよ

C.C.の髪が緑色という描写が小説の中で一度たりとも出てこなかったということは、緑色の髪は異端者としてわかりやすく付与されたシンボルであって、作中の世界観で緑色の髪の人間は存在しないってことかな?

ピンクとか青とか緑の髪の毛(瞳の色も)って、単に識別として塗られただけなのか、それとも作中ではそういう奇抜な色の髪が存在することになっているのか、たまに悩む

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